2010 年 9 月 2 日 のアーカイブ
イレギュラー!?
皆さんはイレギュラーしたボールを打つのが得意ですか?
「私はイレギュラーしたボールを打つのが得意です。」
なんていう選手はなかなかいない!?
まずいないと思います。
通常イレギュラーというと、クレーコートでボールがラインに乗って弾みが変化したり、
天然芝のコートで芝目によって弾みが変化したりすることを思い浮かべると思います。
ではそのイレギュラーを狙ってできたら、強い選手になると思いませんか?
(漫画ではコードボールを狙って打てた選手がいましたが・・・)
実はできるのです。
ボールに回転をかけるということは、弾道に変化をつけることにもなりますが、
弾みに変化をつけることになります。
高く弾んだり、低く滑ったり、横に曲がったり・・・
これは立派なイレギュラーショットです。
だから相手は打ちにくいのです。
日本にある多くのコートは人工芝やとても速いハードコートです。
これらのコートはイレギュラーショットが起こりにくいコートです。
そのためにイレギュラーショットを覚えようとする選手が育ちにくい環境と言えます。
しかし、海外ではレッドクレー、スローハードコートが主流です。
そこで戦う為にはイレギュラーショットが使いこなせないと、非常に苦しくなります。
テレビで試合を観ると、少し上の角度から映しているので、
選手達の打ったボールの弾道の高さがわかりにくいですし、
ボールのスピードが速いのでわかりにくいかもしれませんが、
ほとんどのラリーボールはネットのギリギリを通っているのではなく、
高い所を通っています。
これは明らかにボールに回転がかかっている証拠です。
昨日USオープンを見ていたら、いつもよりも低い高さから映像を映していた試合がありました。
それは選手の目線の少し上ぐらいから撮ったもので、
相手コートのエンドラインは見えにくかったですが、
実際にプレーしている感覚に近く、楽しく観ることができました。
こんな工夫のある中継もおもしろいですね。
そうです。
皆さんもスピードばかりにこだわらず、イレギュラーボールで相手のタイミングをはずすことを
狙ってみてください。
それがテニスの醍醐味ですよ。


